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千葉 霊園 杜の郷霊園 お墓にまつわるコラム
ご遺族のこころをケアする「遺族外来」
家族との死別は、誰にとっても悲しいことですが、特に親族・配偶者の喪失感は非常に大きなものになります。
この喪失感から立ち直るには時間がかかりますし、なかなか難しいことですが、このような「遺族」の精神面のケアを行う病院の外来として「遺族外来」「遺族ケア」があります。
「遺族外来」では、まず遺族に話したいことを話してもらいます。
「看病していた時、ああすればよかった」、「もっとこんなことを自分はしてあげたかった」「辛いときに葬儀の席順で文句を言われた」「遺産をめぐる問題で怒鳴られた」というような悩みに、時間をかけて、適切な助言やアドバイスを行ってくれます。
成年後見人制度とは
成年後見制度とは、認知症などが原因で判断する能力が十分ではないと認められた方を保護するために設けられた制度です。
例えば、悪徳商法などでは、自分に不利益な契約であってもよく判断ができずに結んでしまい、被害にあうことが少なくありません。そのようなことを防ぐための制度でもあります。
ご本人では、不動産や預貯金などの財産を管理したり、身のまわりの世話のために介護サービスや介護施設への入所の契約を結んだり、遺産などの財産の協議をしたりする必要があっても、自分でこれらのことをするのが難しい場合に適切に保護し、支援するのが成年後見制度です。成年後見制度には、大きく分けて任意後見制度と法定後見制度の2種類があります。
(1)任意後見制度
本人が十分な判断能力があるうちに,将来に備えて,あらかじめ自らが選んだ代理人=任意後見人に,自分の生活,療養看護や財産管理に関する事務について代理権を与える制度です。公証役場で手続きとなる任意後見契約を行います。
(2)法定後見制度
家庭裁判所によって選ばれた成年後見人・保佐人・補助人が、本人の利益を考えながら、本人の代理として契約したり、不利益な契約を後から取り消したりすることによって、本人を保護・支援します。